AGRI & BIO

アグリバイオ事業

アグリバイオ事業

日本の農業を元気にする!

夏イチゴの独自品種「せとペチカ」

当社は、瀬戸内の深層海水からMg成分を抽出し、機能性添加剤や医薬品原料・製剤に展開してきましたが、農業分野においても土壌改良剤・活性化剤を展開、事業拡大中です。

“日本の農家を元気にする”、“国内農産物のリブランド化”をミッションにかかげ、2024年2月にアグリバイオ事業部(現:本部)を発足しました。我々は、アグリ(=品種、栽培)技術とバイオ(=ゲノム、微生物)技術の両面を掛け合わせることで付加価値の高い独自コンテンツを獲得するとともに、それを各地方都市圏に根差した独自商流(=地域型農業プチサプライチェーン)を構築することでミッション達成を目指しています。

夏イチゴの独自品種「せとペチカ」
香る苺/Scentberry/セントベリー

アグリ面では、独自コンテンツの第一弾として、2023年末に夏イチゴの独自品種「せとペチカ」を出願、2024年6月からブランド名「香る苺/Scentberry/セントベリー」(※ブランドロゴは2024年12月に商標登録)として夏イチゴの販売を開始しました。2024年3月には優れた品種開発技術を持つ種苗メーカー(福井シード株式会社、株式会社苗屋、福種株式会社)をパートナーに加え、夏イチゴに限らず様々な作物に関する品種開発・種苗量産の体制を強化しております。

バイオ面では、持続可能な農業の実現に向け、化学肥料や農薬の使用を抑制しつつ、作物の収量増や品質向上を目指すバイオスティミュラントの研究開発に取り組んでいます。各種作物向けに開発・事業化を進めており、その一つとして、微生物資材TEC2500(仮称)があります。
この資材は、イチゴ・トマトなどに対する収量増効果で多くの農家様からご好評をいただいております(特許第6898637号、肥料登録済)。私たちは、これからもバイオ技術で農業の未来を切り拓いてまいります。

今後も続々と香川、四国、瀬戸内、西日本の各地域ならではのコンテンツを開発あるいは見出し、ブランディング、各地域(+グローバル)に展開をしてまいります。

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香る苺/Scentberry/セントベリー

2021年から開発に着手。栽培が難しいとされる暑い地域で試験を繰り返し、3年間の試験栽培を経てようやく誕生した新品種です。
耐暑性に優れると同時に、色艶、香りが良く、高い糖度と爽やかな酸味が特長です。
芳醇な香りが際立つという本品種の特徴から「scented(香る)」と「berry(いちご)」を組み合わせ『香る苺/Scentberry/セントベリー』と名付けました。

2024年度より自社農場や契約農家様での栽培を開始し、収穫した果実は香川県内の和・洋菓子店に出荷する他、三木町のふるさと納税の返礼品などとして提供しております。
ぜひご賞味いただければ幸いです。
また、香川・四国・瀬戸内地域で契約農家様・企業様を募集しております。本品種にご興味を持って下さる方は、ぜひお気軽にお声がけください。
※香る苺/Scentberry/セントベリーはセトラスホールディングスの商標です。
※ブランドロゴは2024年12月に商標登録

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