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瀬戸内海の海水からマグネシウム(Mg)を精製し様々な分野に製品を開発・製造・販売してきた協和化学工業株式会社(協和化学)は2022年10月1日に組織再編を行い、持株会社としてのセトラスホールディングス株式会社(SETOLAS HD)が誕生しました。
瀬戸内海の恵み(マグネシウム)で育ってきた当社は今後世界に様々な技術やビジネス等を発信できる企業にどんどん成長をしていくんだ、という強い思いを込めて、瀬戸内海の“SETO”と地球を支えるギリシャ神話の神であるATLASの“LAS”をあわせてSETOLASと名付けました。
協和化学がこれまで進めてきた「化学品原薬事業(樹脂添加剤、医薬品原薬等)」と「医薬品事業(医療用医薬品)」は事業会社としての協和化学工業株式会社とマグミット製薬株式会社にそれぞれ引き継がれ、SETOLAS HDは持株会社として、ともに急速に進む時代の変革に対応したそれぞれの事業戦略を展開し、更なる成長を目指します。
オランダ、米国、中国、シンガポールにある5社の海外子会社と国内でフード事業を進める株式会社セトラスフードテック(旧商号:株式会社キスマ・フードサービス)もSETOLAS HDのメンバー会社となります。
基礎研究開発部門とテクニカルセンター、知的財産部はSETOLAS HDに残し、SETOLAS HDの海外も含めた全メンバー会社の事業をサポートするとともに、未来の新規事業領域を切り開いていく成長エンジンとします。その一環として2024年には坂出にイノベーションセンターを設立し、更にその力を強めていく予定です。新規事業として現在進めているアグリバイオ事業もSETOLAS HDの新規事業として更なる展開を目指します。
瀬戸内海で生まれた協和化学はSETOLAS HDへと進化し、既存事業のみならず、新たな事業領域を切り拓き、「豊かな地球」「環境にやさしい地球」を目指します。私たちはセトラスホールディングスグループとして、国内だけでなく海外の仲間たちと共に「Global One Team」を合言葉に、より良い未来に向けた挑戦を始めます。
取締役一同