広報室(2023年当時)
2017年 新卒入社
物質理学専攻 博士課程 修了
SETOLAS(入社当時は協和化学工業)を選んだきっかけ
大学時代は物理学を専攻し、主に固体物理学*という学問を修めていました。具体的には、特殊な周期配列を持つ結晶が示す非従来型の量子臨界現象*について研究していました。私がSETOLASに入社を志望した理由は2つありまして、物理以外のことをやりたくて他の分野で考えていたからというのが一つで、もう一つが新しいことにチャレンジできるような比較的自由度のある会社だなと思ったからです。入った後も思った通りで色んなことをやらせてくれる会社だなと思っています。
*固体物理学…固体における物理現象を研究する学問。取り扱う物理現象は電気的、磁気的、熱的、力学的など様々である。有名な現象として、超伝導や強磁性などがある。
*量子臨界現象…絶対零度近傍の相転移における量子力学的な揺らぎに起因する物理量の振る舞い。
入社後の配属先について
志望していたこともあり、研究開発部に配属になりました。主にハイドロタルサイト*の研究を行い、基本的な合成の検討や、様々な商品開発を目的に研究していました。物理学から化学の研究ということでしたが、戸惑いは特にありませんでした。専門分野外ということもあり、色々新しいことを覚えなきゃいけないなってことはありましたが、新しいことをやりたいと思って来たので不満はなかったですね。
*ハイドロタルサイト…一般的に、Mg-Al系層状複水酸化物と呼ばれる。Mg,Al-OHレイヤーとCO32-やCl-などのアニオンとH2Oのレイヤーが層状に積み重なった構造をしている。層間のアニオンは交換性があるため、使用用途は吸着剤や安定剤など多岐にわたる。協和化学工業は世界で初めて、工業的な合成に成功した。
広報室に異動になった経緯
ちょうどホールディングス(HD)化する時で、ホームページのリニューアルが必要なタイミングでした。私自身ホームページ制作の経験はありませんでしたが、幼いころからインターネットに触れており興味はあったので、木下さん(代表取締役社長)に「やってみないか?」と言われた際に、引き受けました。プログラミングにも興味がありましたし、新しいことができる、いろんなことにチャレンジしてみたいと思っていたので、そこに抵抗はなかったですね。広報室に移ってからは、制作会社に頼むだけじゃなくて、実際に自分でWebページを作ってみるということにチャレンジしています。
研究から広報へのチャレンジについて
やりがいがものすごくあると思います。新しいことにチャレンジするっていうのはもちろん大変な部分もあります。例えば、私は今ホームページの開設・運営に携わっていますが、ホームページを作るうえで、社内のことを広く知っていなければならないという大変さはあります。ですが、そのチャレンジに挑戦することは自分のためにもなるし、さらには会社のためになればより良いかなと思います。また、社内を広く知ることは、いつか研究開発部に戻る時にも研究の商品開発だけでなく色々な場面で役立ってくると思います。
ホールディングス(HD)化による変化は?
変わろうとする姿勢が変わったかなと思います。名前を変えただけで何もかも変わるっていうわけにはいかないと思っているので、これからどんどん変えていこうっていう姿勢が社内全体で変わってきているのかなと思います。
Message学生へメッセージ
SETOLAS HDグループは挑戦し続ける人を求めています。最近は博士号取得者の入社も増えてきており、新規事業に対する期待が大きくなっていると感じます。ですので、色々なことにチャレンジしたい方にふさわしい環境が整っている会社だと思います。当社で色々なことにチャレンジしてみませんか?
1日の流れDays
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7:45出社
電車で通勤、高松駅-オフィス間は徒歩
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8:00始業
メールチェックや予定確認
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8:30業務
Webページ作成(html, CSS, JavaScriptなど)
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12:00昼休憩
グループ会社作成のお弁当を食べ、休憩
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13:00業務
他社との打合せ
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14:30業務
打合せを受けての修正作業、資料作成
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15:30業務
ホームページの修正内容検討
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16:30退勤
就業後は明日の予定を確認し、帰宅